化学が苦手でも大丈夫!「焼結」を専門用語を使わずわかりやすく解説


 

「焼結」って日常生活では耳慣れない言葉ですが、実は日常生活ではいろんな場面で焼結にお世話になっています。

ここでは、焼結について専門用語を使わず、わかりやすく解説します。

 

そもそも焼結って何のこと?

粉末を集めて、融点より低い温度で加熱することで固まる現象を焼結といいます。

融点とは、そのものが溶け出す温度のことで、そのものによって温度は変わります。

例えば、氷は溶けると水になりますが、溶け出す温度は0℃。

つまり融点は0℃ということです。

 

氷を例に焼結の仕組みを解説

例えば、細かい氷の粒がたくさんあります。

氷点下の寒さの中では、氷のままですね。

 

でも、0℃まではいかないけれど、0℃に近い氷点下の気温になった場合、くっつきあっていた氷の粒たちは時間の経過とともにくっついてしまいます。

これが「焼結」です。

 

「焼」という字を使いますが、火を使わなくても「燒結」は起こります。

 

ちなみに、燒結が起こる前の氷の粒たちの間には隙間が多くあります。

しかし、燒結が起こり、お互いくっつき合うと、その隙間が少なくなります。

そのため、燒結後は、そのものの体積が減ります。

 

降りたての雪を思い出してみてください。

積もったばかりだと、かさがありますが、時間が経つと目減りしますよね。

 

これは、雪自体の重みで沈むのもありますが、燒結によりくっついて体積が減ることにもよります。

 

燒結は陶芸などでも起こっていますが、器も焼く前と後では体積が減ります。

これも、粘土の粒同士が焼かれた後にくっついて隙間が減ったためです。

 

 

菅製作所では、大学の実験・研究などで活躍している「燒結」のできる装置を作っています。

通常では難しいとされる素材も燒結できます。

プラズマやパルス電流を使った焼結装置について詳細はこちら


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