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最新の船も紹介!日本の船の製造販売メーカー6選

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エレメント

WEBマーケティング、WEB制作を中心とした札幌の会社。「輝きを共に創造する」ことをビジョンに社員一同奮闘中である。

こんにちは!

エレメントのお仕事調査隊です!

当社では、船舶用機器を製造するクライアントとお仕事をしておりますが、我々はマーケティングをする上で、機器や装置の知識に乏しいと感じます。

そこで今回は日本の船の製造販売メーカーを調査することで知識を深め、クライアントに提案という形で貢献したいと考えます!

各社の最新の船もご紹介しますので是非参考にご覧ください!

1)今治造船は老舗企業ならではの技術で多種多様に造船!

引用:https://www.imazo.co.jp/

創業120年を誇る老舗企業。昭和30年に鋼船の建造に着手し、のべ2700隻を超える造船に取り組んできました。大型船など、ばら積み船、コンテナ船、タンカー、チップ運搬船、特殊貨物船、カーフェリー、自動車運搬船など多種多様な船を作っています。

厚板や舶用機器などの構成部品を瀬戸内エリアですべて調達できることがこの会社の強みです。

最新の船【CASTILLO DE CALDELAS】

引用:https://www.imazo.co.jp/news/180618-1/

スペイン船社Elcano社向け最新鋭178,000m3型LNG船「CASTILLO DE CALDELAS」。

「CASTILLO DE MERIDA」と共にLNG輸送に貢献していく船です。

2)環境に配慮した造船のジャパンマリンユナイテッド

引用:https://www.jmuc.co.jp/

ユニバーサル造船とIHIMUの2社が統合して誕生したジャパンマリンユナイテッド。今治造船と資本業務提携をし、全国に拠点を持つ造船のリーディングカンパニーとして、タンカー、コンテナを始め多種多様な造船に尽力し発展を目指しています。

全社の総力を挙げて省エネ船開発に取り組み、環境に配慮した造船をしています。

最新の船【14,000TEU型コンテナ船】

引用:https://www.jmuc.co.jp/products/container/

最先端の技術とJMUの過去から蓄積した流体力学のノウハウを駆使し、同クラスでは世界最高水準の単位積載量あたりの燃費性能を達成。

3)大島造船所は果敢に、新しい観点を見出すことに挑戦!

引用:https://jp.osy.co.jp/

昭和48年、炭鉱の島として発展した西海市大島町にて設立。中小型ばら積み貨物船に関して抜群の建造能力を誇る造船所を目指します。

船舶事業、鉄構事業、農産事業を幅広い事業に取り組んでいます。

最新の船【e-Oshima】

出典:https://www.jmd.co.jp/article.php?no=260287

シップ・オブ・ザ・イヤー2019を受賞した日本初の完全バッテリー駆動式自動運航船「e-Oshima」。自動操船機能を備え、衝突・座礁防止のための自動避航が可能となるなど、オールジャパンの技術を結集した一隻です。

4)名村造船所は港湾周辺の設備も手がける!

引用:https://www.namura.co.jp/ja/index.html

1911年に大阪で創業され、世界で定着しています。造船だけではなく、橋梁や沿岸施設などの大型鉄構造物も商品化しています。

主に「パナマックス・バルク」、「ケープサイズ・バルク」、「アフラマックス・タンカー」、「WOZMAX(大型鉱石運搬船)」、「VLCC(超大型油送船)」等の3万トンから30万トンまでの船舶を建造しています。

最新の船【SAIKAI MARU II】

引用:https://www.namura.co.jp/ja/product/ship/case/20210602.html

8万4千トン型ばら積み運搬船「SAIKAI MARU II」。バラストタンクの塗装性能基準(PSPC-WBT規則)を適用し、船舶の安全性を高めています。

5)常石造船なら省エネ装置でエコに貢献!

引用:https://www.tsuneishi.co.jp/

海運業を始めた後、1942年に常石造船を設立。フィリピンや中国など拠点を広げて発展しています。

業界のデファクト・スタンダードとなったばら積み貨物船TESSや KAMSARMAX、 いち早く独自の海外建造体制を手掛けました。

最新の船【TESS42】

引用:https://www.tsuneishi.co.jp/products/tess42/

4万2,000トン型ばら積み貨物船“TESS42”。多くの支持を得たモデル”TESS38”のコンパクトなサイズや汎用性はそのままに、燃費性能を向上させたエコシップです。

6)新来島どっくはエコだけではなく技術支援活動に取り組む!

引用:https://www.tsuneishi.co.jp/products/tess42/

低燃費の船型開発に取り組むほか、ベトナム設計会社の支援や地元の大学にて寄附講座を開設、受刑者の社会復帰支援など社会貢献に携わってきました。

特許出願数に関しては専業メーカー1位を誇る417件の出願数でオリジナル技術に特化しています。自動車運搬船の建造、ステンレスケミカルタンカーの建造、特殊船などを強みとしています。

最新の船【LGN燃料自動車運搬船】

出典:https://www.skdy.co.jp/inform/1316.html?news=1

日本初の液化天然ガス(LNG)を主燃料とした7,000台型自動車運搬船。CO2排出量を30%以上削減でき、SOxは限りなくゼロ排出とした、環境に配慮した船となっています。 

まとめ

日本の船の製造メーカーを6社ご紹介してきましたが、船舶製造だけではなく、港湾施設やエコを考慮した製造など幅広く取り組まれていることがわかりますね!

真空装置を製造する菅製作所ではスパッタ装置をはじめ、様々な機器を製造しています。その中で船舶用機器も製造しており、船舶用クラッチ、油圧クレーン、油圧漁労機などのシステム装置があります!

船舶製造は私たちの日常に直接は関係ないかもしれませんが、運搬や貿易ではなくてはならない存在です。多くの方にこういった企業を紹介できたらと考えます。

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