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精神疾患・メンタルヘルスの基本の基本を学ぶ【心の病名・病名一覧】

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エレメント

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わかりやすい!メンタルヘルスの病名一覧 厚生労働省 で分類されている病名と主な症状一覧と、にしてみました!

 

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精神病・心の病・メンタルヘルス病名の一覧 出典元はこちら

 

~ メンタルヘルス 病名について < メンタルヘルス 豆知識 ~

 

メンタルヘルスと言っても、症状や病名は様々です。

 

どのような病名があるのか見てみましょう。

 

厚生労働省では、近年増えているメンタルヘルスの対策として専用サイトを運営していますが、そこでは、16の病名が掲載されています。

 

・依存症

・うつ病

・解離性障害

・強迫性障害

・睡眠障害

・摂食障害

・双極性障害(躁うつ病)

・適応障害

・統合失調症

・認知症

・パーソナリティー障害

・発達障害

・パニック障害・不安障害

・PTSD

・性同一性障害

・てんかん

 

依存症やうつ病などは良く聞く病名ですね。

厚生労働省のサイトではこのようにまとめられています。

では、それぞれの病名について、主にどんな症状なのか簡単に説明をします。

 

 

主な症状の概要

 

①依存症

アルコール依存症 薬物依存症 ギャンブル等依存症・・・やめたくてもやめられない。そんな自身のコントロールを失った症状全般を依存症と言います。

症状例・

イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸

 

 

②うつ病

眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。

症状例・

・抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
・何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
・疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
・イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
・悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
・思考力が落ちる
・死にたくなる

 

 

 

③解離性障害

解離性障害は、自分が自分であるという感覚が失われている状態といえるでしょう。

症状例・

・解離性健忘:ある心的ストレスをきっかけに出来事の記憶をなくすものです。
・解離性とん走:自分が誰かという感覚(アイデンティティ)が失われ、失踪して新たな生活を始めるなどの症状を示します。
・カタレプシー:体が硬く動かなくなること。
・解離性昏迷:体を動かしたり言葉を交わしたりできなくなること。
・離人症:自分が自分であるという感覚が障害され、あたかも自分を外から眺めているように感じられます。
・解離性てんかん:心理的な要因で、昏睡状態になる、体が思うように動かせなくなる、感覚が失われるなどの症状が現れます。

 

 

④強迫性障害

強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。

症状例・

・その内容が「不合理」だとわかっていても、頭から追い払うことができません。

・自分で「やりすぎ」「無意味」とわかっていてもやめられません。

 

⑤睡眠障害

睡眠障害というと不眠症を考えがちですが、不眠症以外にも様々な病気があり、多くの人々が睡眠の問題を抱えていることがわかってきました。夜の睡眠が障害されると、眠気やだるさ、集中力低下など日中にも症状が出現します。

症状例・

・不眠(寝つきの悪さ、途中で起きてしまい再入眠できない、朝早く起きてしまう、熟睡できない)
・過眠(日中眠くてしかたない、居眠りをして注意をされる)
・就寝時の異常感覚(脚がむずむずしたり火照ったり、脚をじっとさせていられないためによく眠れない)
・睡眠・覚醒リズムの問題(適切な時刻に入眠できず、希望する時刻に起床することができない)

 

⑥摂食障害

摂食障害には食事をほとんどとらなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症があります。

症状例・

体重は標準体重に近く、肥満でもやせでもない。
家族のいない時や真夜中など人のいない時に、短時間のうちに大量に食べることをやめられない。
とくにストレスを感じると、過食したくなる。
食べている時は何も考えずにいられて幸せだけれども、食べた後、猛烈な自己嫌悪におちいる。
食べ過ぎて太ることが心配になり、のどに指を入れて吐く、下剤や利尿剤を使って無理に排泄しようとする。

 

 

⑦双極性障害(躁うつ病)

双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえします。躁状態になると、眠らなくても活発に活動する、次々にアイデアが浮かぶ、自分が偉大な人間だと感じられる、大きな買い物やギャンブルなどで散財するといったことがみられます。

症状例・

・睡眠時間が2時間以上少なくても平気になる
・寝なくても元気で活動を続けられる
・人の意見に耳を貸さない
・話し続ける
・次々にアイデアが出てくるがそれらを組み立てて最後までやり遂げることができない
・根拠のない自信に満ちあふれる
・買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む
・初対面の人にやたらと声をかける
・性的に奔放になる

 

⑧適応障害

たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。

症状例・

どきどきしたり、汗をかいたり、めまいなどの症状がみられることもあります。抑うつ気分、不安、怒り、焦りや緊張などの情緒面の症状があります。置かれている状況で、何かを計画したり続けることができないと感じることもあるでしょう。行きすぎた飲酒や暴食、無断欠席、無謀な運転やけんかなどの攻撃的な行動がみられることもあります。

 

 

⑨統合失調症

陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。

症状例・

・いつも不安そうで、緊張している
・悪口をいわれた、いじめを受けたと訴えるが、現実には何も起きていない
・監視や盗聴を受けていると言うので調べたが、何も見つけられない
・ぶつぶつと独り言を言っている
・にやにや笑うことが多い
・命令する声が聞こえると言う

 

 

⑩認知症

認知症の中でいちばん多いアルツハイマー型認知症は、男性より女性に多くみられ、脳の機能の一部が萎縮していきます。血管性認知症は比較的男性に多くみられ、全体的な記憶障害ではなく、一部の記憶は保たれている「まだら認知症」が特徴です。

症状例・

・もの忘れの為に日常生活に支障をきたしているか
・本人が忘れっぽくなったことを自覚しているか
・もの忘れの範囲は全体か
(経験の一部を忘れることは通常でもありますが、経験全体を忘れるのは認知症のサインかもしれません。)

 

 

⑪パーソナリティー障害

パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患です

症状例・

たとえば、衝動的な行動パターンは中枢神経系を制御する神経伝達物質であるセロトニンが作用している神経系の機能低下によるものだと考えられています。また、養育者が身近にいられなかったなどの養育環境が不十分だったことや、養育期につらい体験をしたことなどが、発症と関連しているともいわれています。

 

 

⑫発達障害

発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。

症状例・

全般的な知的発達には問題がないのに、読む、書く、計算するなど特定の事柄のみが難しい

不注意の症状には、学校の勉強でうっかりミスが多い、課題や遊びなどの活動に集中し続けることができない、話しかけられていても聞いていないように見える、やるべきことを最後までやりとげない、課題や作業の段取りが下手、整理整頓が苦手、宿題のように集中力が必要なことを避ける、忘れ物や紛失が多い、気が散りやすい、などがあります。

 

 

 

⑬パニック障害・不安障害

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。

症状例・

・パニック発作
予期されないパニック発作を繰り返していますか

・予期不安
「また発作が起きるのではないか」という不安をいつも感じていますか?
パニック発作をくりかえすうちに、発作のない時も次の発作を恐れるようになります。

・広場恐怖
そこに行くと発作が起きそうな気がする、苦手な場所はありますか
発作が起きた時、そこから逃れられないのではないか、助けが得られないのではないか、恥をかくのではないか、と思える苦手な場所ができて、その場所や状況を避けるようになります。

 

⑭PTSD

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。

症状例・

・突然、つらい記憶がよみがえる

・常に神経が張りつめている

・記憶を呼び起こす状況や場面を避ける
・感覚が麻痺する
・いつまでも症状が続く

 

 

⑮性同一性障害

女性なのに、自分は「本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい」と考えたり、男性なのに「本当は女として生きるべきだ」と確信する現象を「性同一性障害(gender identity disorder, GID)」と呼びます。

症状例・

・自らの性別を嫌悪あるいは忌避する
・反対の性別に対する強く、持続的な同一感を抱く
・反対の性別としての性別役割を果たそうとする

 

 

⑯てんかん

てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどの「てんかん発作」をくりかえし起こす病気ですが、その原因や症状は人により様々で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病する可能性があり、患者数も1000人に5人~8人(日本全体で60万~100万人)と、誰もがかかる可能性のあるありふれた病気のひとつです

症状例・

たとえば脳の一部で起こる発作(部分発作)では、後頭葉の視覚野で起これば光がチカチカ見える、手の領域の運動野で起これば手がピクピク動く、側頭葉で起これば前胸部不快感や既視感など、患者さん自身が感じられる様々な症状を示します。一方電気発射が脳全体に広がった場合、意識を消失し動作が止まって応答がなくなる、倒れて全身を痙攣させるなど、患者さん自身は発作の間意識がなくなり周囲の状況がわからない状態となります。

 

 

以上、メンタルヘルスの病名と、それぞれの主な症状、概要でした。

エレメントが活動しているWEB業界もメンタルヘルスに問題を抱えている方々が多い業界と言われています。

 

まずは、健常な方も病名や症状を知ることで、病にかかった人たちに寄り沿える社会つくりのお役にたてるのではないかと存じます。

 

今回のお仕事調査隊は多くの皆様のお役にたてることを祈っています!

今後も継続して書いていくのでぜひご覧ください!

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