メンタルヘルス 病気の種類と、主な症状と、良く使われるお薬について紹介


 

メンタルヘルス 病気の種類と、主な症状と、良く使われるお薬について

メンタルヘルスと言っても、病名、使用するお薬は様々です。

まずは、メンタルヘルス入門編として、病名とそれぞれに使う主なお薬をまとめました。

では、さっそく、病名とお薬についてどうぞ

 

主な病名と症状・そして、お薬の概要

 

①依存症

 (アルコール依存症 薬物依存症 ギャンブル等依存症・・・やめたくてもやめられない。そんな自身のコントロールを失った症状全般を依存症と言います。)

お薬について:薬物依存症を解消する特効薬はありません。

 

 

②うつ病

 (眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。

お薬について:抗うつ薬といわれるものだけでもSSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)といったものから三環系抗うつ薬などいくつかのグループがあり、抗うつ薬の他にも、症状に合わせて抗不安薬や睡眠導入剤なども使われます。

 

 

③解離性障害

(解離性障害は、自分が自分であるという感覚が失われている状態といえるでしょう。)

お薬について:解離性障害に有効な薬はないといわれています。統合失調症と混同されやすい幻覚についても、抗精神病薬もあまり有効とはいえないようです。むしろ解離性障害の症状を悪化させているような併存症に対する薬が処方されます。たとえば、うつ症状に対する抗うつ剤や、PTSDを含む神経症症状に対する精神安定薬などです。

 

 

④強迫性障害

(強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。)

お薬について:患者さんの多くは、強迫症状や抑うつ、強い不安感があるので、まず抗うつ薬のSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)で状態を安定させてから、認知行動療法に入るのが一般的です。

うつ病よりも高用量で、長期間の服薬が必要です。最初は少量から始め、薬との相性を見ながら服薬量を増やしていきます。

 

 

⑤睡眠障害

睡眠障害というと不眠症を考えがちですが、不眠症以外にも様々な病気があり、多くの人々が睡眠の問題を抱えていることがわかってきました。夜の睡眠が障害されると、眠気やだるさ、集中力低下など日中にも症状が出現します。

お薬について:睡眠障害は疾患によって治療法が異なります。「眠れない」イコール「睡眠薬治療」ではありません。症状やサイン、診察や検査から、その原因となる疾患が適切に診断され、原因に応じた治療を受けることが重要です。薬物療法として、睡眠薬、抗てんかん薬、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬などが使われます。

 

 

⑥摂食障害

摂食障害には食事をほとんどとらなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症があります。

お薬について:治療は、体重に対するこだわりや間違った自己評価などを正常にするための心理療法を中心に、心身の回復をめざして薬による治療や栄養指導などが必要に応じて行なわれます。カウンセリングや認知行動療法などお薬を使わない場合、抗うつ薬を使用する場合もありますのでそれぞれの病院、先生の判断になります。

 

 

⑦双極性障害(躁うつ病)

(双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえします。躁状態になると、眠らなくても活発に活動する、次々にアイデアが浮かぶ、自分が偉大な人間だと感じられる、大きな買い物やギャンブルなどで散財するといったことがみられます。)

お薬について:「こころの悩み」とは異なり、カウンセリングだけで回復が期待できるものではありません。薬物療法を基本に治療法を組み立てていきます。症状が多様な双極性障害は、とくに薬の使い分けが難しい疾患です。中には血中濃度を測りながら慎重に投与量を決める必要がある薬もあります。正確なデータをとるためにも、処方された量と回数をきちんと守ることが大切です。

お薬の名前・種類

気分安定薬と呼ばれる薬(リチウム、ラモトリギン、バルプロ酸、カルバマゼピン)と、非定型抗精神病薬(オランザピン、アリピプラゾールなど)

 

 

⑧適応障害

(たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。)

お薬について:不安や不眠などに対してはベンゾジアゼピン系の薬、うつ状態に対して抗うつ薬を使うこともあります。ただし適応障害の薬物療法は「症状に対して薬を使う」という対症療法になります。

お薬の名前・種類

例えば、パニック発作などはジアゼパムのような抗不安薬が効果的です。心的外傷を負っているような方にはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が有効であることがわかっています。

 

 

⑨統合失調症

(陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。)

お薬について:統合失調症の治療は、薬をつかった治療(薬物療法)と、専門家と話をしたりリハビリテーションを行う治療(心理社会療法)を組み合わせて行います。

お薬の名前・種類

定型抗精神病薬(昔から使われているお薬)

商品名:・コントミン ・レボトミン リントン(ハロミドール) インプロメン ニューレプチル メジャピン スタドルフ クレミン トロペロン

非定型抗精神病薬

商品名:リスパダール セロクエル ルーラン ジプレキサ エビリフアイ

 

 

⑩認知症

(認知症の中でいちばん多いアルツハイマー型認知症は、男性より女性に多くみられ、脳の機能の一部が萎縮していきます。血管性認知症は比較的男性に多くみられ、全体的な記憶障害ではなく、一部の記憶は保たれている「まだら認知症」が特徴です。)

お薬について:抗認知症薬はドネぺジル(商品名アリセプト)、ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(イクセロンパッチ)、メマンチン(メマリー)があります。

 これらの薬はアルツハイマー型認知症(ATD)に有効で、認知機能の改善や認知機能障害の進行抑制が期待できます。

 

 

⑪パーソナリティー障害

(パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患です)

お薬について:選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や気分安定薬(双極性障害の治療薬)、不安や抑うつにはSSRIなどが有効だとされています。

 

 

⑫発達障害

(発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。)

お薬について:中枢神経刺激薬・抗精神病薬・非定型抗精神病薬(リスペリドン、オランザピン、アリピプラゾール)・SSRI(フルボキサミン、パロキセチン)、SNRI(ミルナシプラン)、三環系抗うつ薬(イミプラミン、クロミプラミン)・抗不安薬、SSRI、ベンゾジアセピン系(ジアゼパム、クロキサゾラム、ロラゼパム、クロナゼパム)・抗てんかん薬(カルバマゼピン、バルプロ酸、クロナゼパム)・抗ヒスタミン薬(ヒドロキシジン、ジプロヘプタン)・循環器用薬(クロニジン、プロプラノロール、グアンファシン)・コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル)リチウムなど、それぞれの状態、症状に応じて処方されますので、信頼できる医師の指示に従いましょう。

 

 

⑬パニック障害・不安障害

(突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。)

お薬について:選択的セロトニン再取り込み阻害剤(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor:SSRI)・ベンゾジアゼピン系抗不安薬・三環系抗うつ剤(Tricyclic Antidepressant;TCA)などが有効

 

 

⑭PTSD

(PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。)

お薬について: PTSDの第一選択治療薬は、セルトラリン(ジェイゾロフト)、パロキセチン(パキシル)のようなSSRIです。

 

 

⑮性同一性障害

(女性なのに、自分は「本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい」と考えたり、男性なのに「本当は女として生きるべきだ」と確信する現象を「性同一性障害(gender identity disorder, GID)」と呼びます。)

お薬について:性同一性障害の治療は、一般に、精神療法、内分泌療法(ホルモン療法)、外科的治療の3段階を順に進めます。

外科手術に進んだ場合でも精神療法や内分泌療法を継続します。

 

 

⑯てんかん

(てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどの「てんかん発作」をくりかえし起こす病気ですが、その原因や症状は人により様々で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病する可能性があり、患者数も1000人に5人~8人(日本全体で60万~100万人)と、誰もがかかる可能性のあるありふれた病気のひとつです)

お薬について:フェニトイン(PHT)アレビアチン、ヒダントール

エトトイン(EHN)アクセノン

カルバマゼピン(CBZ)テグレトール、カルバマゼピン

フェノバルビタール(PB)フェノバール、フェノバルビタール、ワコビタール、ルピアール

プリミドン(PRM)プリミドン

ゾニザミド(ZNS)エクセグラン、ゾニザミド

など、多くのてんかんのお薬があり医師の判断で使い分けます。

 


 

以上、メンタルヘルスの病名と、使用されるお薬についての記事でした。

 

 

 

弊社エレメントでは、WEBマーケティングなどのサイト管理顧客のサービスや商品を徹底的に調査します。

 

お客様の社員になったつもりで業界や商品について勉強します。その過程では、沢山の、ためになる情報がザクザク出てきます。記事にしないなんてなんてもったいない!ということでお仕事調査隊でご紹介させていただきます。

今回は博友会 平岸病院のメンタルヘルスを学んで得た情報 メンタルヘルスの病名とあわせてお薬一覧を記事にしています。

エレメントが活動しているWEB業界もメンタルヘルスに問題を抱えている方々が多い業界と言われています。

今回のお仕事調査隊は多くの皆様のお役にたてることを祈っています!

今後も継続して書いていくのでぜひご覧ください!

 

 

 

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