【Ar】アルゴンって何?子供にもわかるように徹底解説!


こんにちは。エレメントスタッフのみえです!

 

弊社エレメントでは、サイト管理のお客様の商品を徹底的に調査!

お客様の社員になったつもりで業界や商品について勉強します。

 

その過程では、沢山のためになる情報がザクザク出てきます。

記事にしないなんてなんてもったいない!ということでお仕事調査隊でご紹介させていただきます。

 

以前、菅製作所様のスパッタ装置をご紹介しました。

今回は、そのスパッタ装置に使われているアルゴンについて掘り下げてみました!

 

1.一度は覚えたハズのアルゴン。なぜ忘れてしまったのか?

2.まるで一匹狼!?孤高なアルゴン

3.アルゴンだからこそ!あっちこっちで大活躍

4.スパッタ装置にも使われるアルゴン

 

 

1.一度は覚えたハズのアルゴン。なぜ忘れてしまったのか?

 

実は、みなさん中学校の理科で一度アルゴンとお会いしているハズ。

 

周期表の元素1~20番までを丸暗記する方法として伝統的な手法の「語呂合わせ」である

 

「すいへいりーべぼくのふね~ななまがりシップスクラークか」

 

を覚えている方も。全部じゃなくても、出だしは覚えている!という方は多いのではないでしょうか?

 

「すいへいりーべぼくのふね~ななまがりシップスクラクか」

 

水色の部分「」に当たるのが18番目の元素「Arアルゴンなんです。

 

一度は覚えたはずのアルゴン。

なぜ忘れてしまった(記憶が薄い)のでしょうか?

それはアルゴンの特徴にあります。

 

 

2.まるで一匹狼!?孤高なアルゴン

アルゴンは、元素の中でも珍しい存在です。

元素どうしでくっつくことを化学反応といいますが、アルゴンは化学反応がほとんど起きない元素なんです。

 

例えば、銅。

十円玉でおなじみですね!

 

燃やすと焦げて黒い色の酸化銅になります。

これは、銅と酸素が結びつく化学反応が起こったからです。

 

空気中に銅を長年放置していると銅に緑色のサビがつきます。

歴史の教科書に出てくる、銅鐸や銅鏡などは緑色をしていますが、銅と酸素がゆっくりゆっくり結びついた結果、つまり化学反応がゆっ~くり起こったということです。

 

 

こういった化学反応は日常生活の中で起こっていますが、アルゴンはなかなか他の元素と結びつかない性質があります。

 

アルゴンの名はギリシャ語で「不活発な」という意味に由来(ウィキペデイアより)するのも、他の元素と違いなかなか化学反応を起こさないことからきています。

 

アルゴンは、あるで一匹狼のような孤高の元素とも言えます。

 

 

3.いろんなところで大活躍できるのはアルゴンだからこそ

 

アルゴンは、普段…人間が生活するような環境では、無色、透明、無臭のため存在に気づきにくいですが、実はいつも一緒にいるって知っていましたか?

 

アルゴンは、空気の中に含まれており、いつも鼻や口から吸って吐いてます。

自然の中で、「空気がおいしい~」なんて言いながら深呼吸した空気の中にアルゴンが含まれています。

 

そんなアルゴンですが、孤高な一匹狼の性質を活かして様々な市場でとても大活躍しています。

 

 

溶かした銅を鋳造する際、空気中だと銅に酸素や窒素が触れて、酸素や窒素と結びついてしまいますが、溶かした銅をアルゴンガスで覆う(シールド)することで酸化・窒化を防ぐことができます。

美しいブロンズ像はアルゴンのおかげなんですね!

 

 

アルミニウムやステンレス鋼を溶接するさい、空気中で行うと酸素や窒素が結びついて表面が変色してしましますが、溶接面をアルゴンで覆う(シールド)と表面を美しい状態で保つことができます。

 

チタンやシリコンなどの精錬の際も、空気中ではなくアルゴンをガスにした中で行うことで酸化や窒化を防いでくれます。

 

つまり、アルゴンはほとんど化学反応をしない性質を活かして、化学反応させたくない物を覆うことで化学反応しないよう守ってくれています。

 

アルゴンって一匹狼で孤高で、守ってくれる騎士(ナイト)のようです。

 

このほかにも、蛍光灯電球に使われるなど、幅広い分野でアルゴン(ガス)が使われています。

 

 

4.スパッタ装置にも使われるアルゴン

 

膜を作るスパッタ装置にもアルゴンが使われています。

 

スパッタ装置の仕組みについて、超簡単に説明すると、アルゴンガスの原子をものすごい勢いでターゲットに当て、ターゲットから飛び出した原子で膜を作る装置です。

スパッタ装置の仕組みについて詳しく知りたい方はこちらへ

 

ここでアルゴンガスを使うのは、アルゴンがほとんど化学反応しない特徴をもっているから!なんです。

 

アルゴンではない原子をターゲットに当てると、化学反応が起きてしまい、作りたい膜は化学反応でできた物が膜になってしまいます。

 

しかし、アルゴンの場合は、ターゲットにぶつかっても、化学反応しないので、ターゲットの原子が、そのまま膜になるという訳なんです。

 

一匹狼で孤高だからこそ、その特徴を活かしていろんな場面で活躍しているアルゴン。

なんて仕事の出来るヤツなんだ!!!!!

 

毎日便利な生活を送れているのは、アルゴンのおかげなんですね~。

ありがとう!アルゴン!!

 

お仕事調査隊でした!

 

アルゴンをつかったスパッタ装置について詳しく知りたい方はこちら

 


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