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シェルフとは?ラックや棚との違いや選び方を解説します
「シェルフ」聞いたことがある名前だけど、具体的にどのようなものかイメージがつかない…。
「シェルフとラック」って同じものじゃないの…?
と、お考えになっている方も多いのではないでしょうか。
結論からいいますと、シェルフとは「板版にものを乗せることができる家具」のことで、ラックとの違いは「ものを掛けるところがあるかどうか」です。シェルフには、ものを置く棚があるだけで、とくにものを掛けるスペースはありません。
目次
シェルフには大きく分けて5種類ある
先程シェルフとは、「板版に物を載せることができる家具」と説明させて頂きましたが、様々な種類がありその中でも大きく分けて5つに分類することができます。
その5つの種類と特徴、用途について紹介していきます。
①「ウォールシェルフ」は壁をおしゃれに彩る定番家具
ウォールシェルフとは、本体を床に置かず壁に設置して使う「壁掛け棚」のことです。
ディスプレイを楽しみながら、空間を有効活用できるのも特徴です。取り付けは、重さに強いネジで設置するタイプや跡が目立ちにくいピンタイプのものなどがあります。
なかなか有効活用することが難しい壁ですが、ウォールシェルフがあることでインテリアのアクセントとなり、ワンランク上の空間を創り上げることができます。
②「ブックシェルフ」は本をインテリアの一部にできる飾り棚
ブックシェルフとは、本を収納するのに適した「本棚」のことです。
重さのある本にも耐えることができるよう、頑丈な作りになっているのが特徴です。
また、本を詰めて収納するだけでなく、お気に入りの小物や雑貨をオープンシェルフの様に“見せる収納”として飾ることで、おしゃれな演出をすることができます。
③「ブロックシェルフ」は空間の仕切りにも使える
ブロックシェルフとは、一つ一つがブロックとしてバラバラになっているタイプの棚です。
積み木の様に、用途に合わせて縦横自由に組み立てることができるのが特徴です。
積み重ねる個数によって幅や高さを調節できるので、空間のしきりとして使うこともできます。
自分で個数や色、配置を選ぶことができるため、楽しみながら設置できるのも魅力の一つです。
カフェやショップにあるディスプレイの様に変化をつけて飾ることで、よりお部屋をおしゃれな空間にしていきましょう。
④「オープンシェルフ」は“見せる収納”でワンランク上のインテリアを実現
オープンシェルフとは、背面や側面の板を無くしたタイプの棚です。
そのため物の出し入れがしやすく、使う頻度の高いものを置くのに適しています。
また、並べたアイテムが板で隠れることなく、特に“見せる収納”として楽しむことができます。
お気に入りの雑貨や植物を飾ることで、自分だけの空間を作っていきましょう。
来客された方が素敵に飾られたシェルフを見れば、きっとそこから会話が生まれ、さらに会話も弾むでしょう。
⑤「ユニットシェルフ」はインテリアの統一感をもたらす
ユニットシェルフとは、それぞれのパーツを自由自在に組み合わすことが出来る棚です。
用途や好みによってパーツを購入し、カスタマイズ出来ることが最大のメリットです。
また、様々なデザインがあるのでご家庭のインテリアに合わせた物を選ぶことで、より統一感を出していくことができます。
シェルフの選び方
シェルフの分類を理解したところで、少しづつ興味が湧いてきたのではないでしょうか。
いざ「シェルフを買おう!」と決断した際に役立つ、シェルフの選び方を3つご紹介したいと思います。
買った後に「失敗したな」と思うことが無いよう、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
①何に使うのか用途をハッキリさせる
まずは、「何に使うのか」という用途をハッキリとさせましょう。
「なんとなくいいな」という気持ちで高額な商品を買い、「これは勿体ない買い物だったな」と後悔した経験はありませんか?
「こんな風に使いたい」という明確なイメージを持つと、自然と欲しいデザインも決まってくるでしょう。
この様にして、後悔のない買い物を出来るよう、まずは用途をハッキリとさせていくことを心がけましょう。
②他の用途にも使えそうかイメージしてみる
せっかくシェルフを買うのならば、他の用途にも使えそうかを想定しておくことをおすすめします。
仮にブロックシェルフを買ったとして、「棚以外にどんな使い方ができるかな…」「私の家だったら模様替えしたいときに、空間の仕切りとしても使えそうかも!」というように、他の用途にも使えそうかイメージしてみることで、気分を変えたり模様替えをする際に、これまでとは違う使い方でシェルフを楽しむことができます。
③インテリアに馴染むかを確認する
おしゃれな空間づくりのためには、家具はインテリアとの調和が重要なポイントになってきます。
気に入ったデザインを選ぶのは当然大切ですが、形や色が、現在のインテリア空間に馴染むかどうかをよく考えてみましょう。
お部屋のサイズは変えることができませんが、取り入れていく家具とアイディア次第で、とびきりおしゃれな内装にしていきましょう!
シェルフを選ぶ際には、これら3点をぜひ参考にしてみて下さいね。
シェルフをおしゃれに使うワンランク上の視点
以下では具体的に、シェルフを使ったワンランク上のコーディネートを各種類ごとに紹介していきます。
①「ウォールシェルフ」のおしゃれな飾り方 〜145の法則〜
絵画を飾るには「145の法則」というものがあります。
見る人にとって一番心地よい高さになるのは、壁にかけるアイテムの中心から床への高さが145cmだと言われています。
ただし、家具や飾る場所によっては頭が当たるといった怪我をしてしまう可能性があるので、注意して設置しましょう。
②「ブックシェルフ」のおしゃれな飾り方 3選
ブックシェルフをよりおしゃれに飾るための方法を簡単に3つ紹介させて頂きます。
- 本と一緒に小物や雑貨を並べる
- 本を重ねてブックエンドにする
- 三角構図を応用する
普段はあまり気にせずに収納してしまいがちですが、今までと並べ方を少し変えてみたりするだけで、よりおしゃれな空間にしていけそうですよね。
今からでもすぐに取り組めるような内容なので、ぜひこの3選を参考にして飾ってみてくださいね。
下記のリンクではその他6つの飾り方についてご紹介しています。詳しく見てみたいという方はぜひご覧下さい。
③「ブロックシェルフ」のおしゃれな飾り方 〜高低差を作る〜
ブロックを組み合わせる際に高低差をつけることで、インテリアに躍動感やリズム感が生まれます。
高低差を作るには、写真やイラストによく用いられる「三角形の構図」を意識すると綺麗な見た目になりやすいでしょう。
また、インテリアの色に合わせて何種類かの色を組み合わせてみてもいいかもしれません。
④「オープンシェルフ」のおしゃれな飾り方 〜空間を作る〜
おしゃれに見せるには、全ての棚を埋めてしまうのでは無く全く収納しない場所も作ってみましょう。
オープンシェルフの特徴を生かし、より開放感を楽しむことができます。
⑤「ユニットシェルフ」のおしゃれな飾り方 〜異素材を組み合わせる〜
北欧デザイナーも実践しているのが、「異なる種類のインテリアを組み合わせる」ということです。
例えば、鉄のフレームのものに帆布素材のバスケットをカスタマイズして設置してみたり
と、ユニットシェルフは、棚のパーツを自分で選ぶことができるので、フレームとは違った素材の物を選んでみてください。
そうすることで、空間に変化を生み出すことができます。
旭川家具メーベルトーコーのシェルフ
SORAHE(ソラへ)は、旭川家具メーベルトーコーのオープンシェルフです。
“見せる収納”を超え“魅せる収納”を実現させたのが、このSORAHEです。
限りなくシンプルで木目の美しさを存分に味わえる広い棚板は、まるで生きている木のような佇まいを感じることができます。
映し出される影までもが美しいデザインは数々の賞を授賞し、老舗ならではの卓越した職人の技が光ります。
下記のリンクから紹介ページ、ECサイトをご覧頂けます。
数々の賞を受賞したSORAHEのシリーズ商品をもっと見てみたい!という方はぜひご覧ください。
まとめ
シェルフとは「板版に物を乗せることができる家具」で、大きく分けて5つの種類に分類することができます。
今回は、シェルフとラックの違いから、シェルフをおしゃれに飾るポイントについてまでご紹介させて頂きました。
この記事を通じて、少しでもシェルフというものに興味を持ち、ご家庭のインテリアに取り入れていって頂けたらと思います。