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ギター椅子おすすめ9選。弾きやすいおしゃれな木製椅子や練習に最適な椅子も紹介。
椅子に座って長い時間ギターの練習をすると、体が疲れて腰などの関節が痛くなってしまう人も多いのではないでしょうか。そんな場合のほとんどは、弾くときの姿勢が悪くなっていることが原因と考えられます。
つい姿勢が悪くなってしまう人の解決策として「椅子を変える」という方法があります。
ギター演奏用・練習用に使う椅子を変えることで、よりプレイのクオリティが向上するかもしれません。
この記事では、ギター用の椅子として使えるおすすめの椅子を、「シンプルさと機能性を考えるギター椅子」「インテリアにもうまく合わせられるギター椅子」「機能性とデザイン性が共に優れた木製ギター椅子」の3つにカテゴリーを分類して、計9点ご紹介します。
目次
椅子に座ってギターを弾くときの理想的な姿勢とは
椅子に座ってギターを弾くときの姿勢についてご紹介します。
まず大事になるポイントは「背筋を伸ばすこと」です。
ギターの演奏は、体の正面から外側のネックや弦に意識が向くので、つい前傾姿勢になりがちです。よくない姿勢でギターの練習を続けてしまうと変なクセがついてしまい、実際に立って演奏する時の姿勢にも影響してしまう可能性があります。
背筋を伸ばすためのコツとして「骨盤を立てること」と「左右の足を平行にして肩幅に開くこと」の2点を押さえましょう。
骨盤を立てることを意識すると、前後左右に体が傾かなくなり背筋が伸びる姿勢を保つことができます。
また、左右の足を平行にして肩幅に開くことで、重心が安定して、同じ姿勢を長時間保つことができるようになります。ギターを持ちやすくするために足を前後させたり、足を組むことは逆に体のバランスが悪くなってしまうおそれがあるので、注意が必要です。
ただし、フットレストがある椅子であれば、フットレストに足を乗せる姿勢の方が安定性が高くなります。
ギター椅子の高さについて
ストラップをつけていない場合は、ひざの上にギターのボディをおく必要があるので、ひざの角度も大事になります。ひざが90度に曲がり、足の裏が床にしっかりと付いて安定する姿勢が理想的です。
そして、このひざの角度に影響するポイントは「椅子の座面の高さ」になります。
演奏者の身長によっても変わりますが、おおよそ35〜45cm程度が適切な高さになります。
ハイスツールや、楽器店が販売するようなギター用の椅子など、フットレストがある椅子であれば椅子の高さは気にし過ぎなくても問題ないかもしれません。
シンプルさと機能性を考えるギター椅子3選
まずは、機能性に優れたギター椅子を3アイテムご紹介します。
1.【足の乗せて安定したプレイが可能】PLAYTECH – ギター演奏用椅子 GPCII
PLAYTECH(プレイテック)は、楽器通販で有名なサウンドハウスが独自で展開しているブランド。楽器に精通している人たちが開発しているので、ギターの演奏に適したデザインの椅子になっています。
両足を乗せることができるフットレストが特徴。これにより足の位置を固定させることができるので、ギターが弾きやすい理想の姿勢をキープすることができます。
また、フットレストと座面の高さは7段階まで調節が可能。自分の身長や体型に合わせた高さに調節して、ギターを持つ姿勢をより理想的なものにできる点は嬉しいですね。
折りたたみ式の椅子なので、部屋の広さを損なわないメリットもあります。
ブランド | PLAYTECH(プレイテック) |
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価格 | ¥15,800 |
サイズ | 座面高さ:約600-750mm 7段階調整 フットレスト高さ:約160-310mm 7段階調整 |
購入先HP | PLAYTECH ( プレイテック ) / GPCII |
2.【しっかりとした安定性が特徴】K&M – ミュージシャンスツール 14091
ドイツの老舗ブランドであるK&M(ケーアンドエム)が手がけるミュージシャンスツール。
脚ではなく円形のベースが全体を支えるタイプの椅子なので、激しく動いてもブレずに安定したギタープレイができます。
また、座面の凹凸は体がフィットするように設計されていて、体のズレを防止する効果があります。
座面とフットレストの高さはそれぞれ調節可能なので、自分に合った姿勢でギター練習が可能。しっかりとした安定性を重視する人におすすめの椅子です。
ブランド | K&M(ケーアンドエム) |
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価格 | ¥55,000 |
サイズ | 高さ:590-840mm ベース直径:500mm |
購入先HP | K&M ( ケーアンドエム ) / 14091 |
3.【片足をかけることでギターが安定】KIKUTANI – 弾き語り用椅子 KT-5302
楽器や楽器関連商品の輸出入を行うキクタニミュージックが手がける、弾き語り用椅子です。ギターの弾き語りに特化していて、片足をかけてギターを安定させるためのステップはギターを膝の上で安定させる役割があります。
座面が広すぎないので姿勢が崩れにくく、背もたれが腰を支えてくれるので長時間の練習でも疲れにくい特徴もあります。
座面の高さは、54cmから77.5cmまで調節が可能。折りたたみ式なので持ち運びが簡単にできるのも嬉しいポイントです。
ブランド | キクタニミュージック |
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価格 | ¥24,200 |
サイズ | 座高:540mm ~ 775mm (5段階/座面までの高さ) 座面の直径:295mm 背もたれ幅:305mm ステップ高:355mm |
購入先HP | KIKUTANI 弾き語り用椅子 KT-5302 |
インテリアにもうまく合わせられるギター椅子3選
続いて、機能性よりもインテリア性を重視したポイントを3つご紹介します。
1.【日本を代表する名スツールのひとつ】秋田木工 – No.202
秋田木工は、日本唯一の「曲木」の技術を使った家具づくりで有名な、100年以上続く家具ブランド。
No.202は1958年に発表され、長い歴史を刻んで今でも多くの人に愛されています。
このモデルは秋田木工の家具の中でも軽量モデルであり、片手で簡単に持ち上げることができます。機能性に裏付けされた造形美があり、軽く座ってギターの練習をする空間に適しています。
普段過ごす部屋でギターを弾く人には、部屋の景観を損なわず、逆に部屋のインテリアにアクセントを加えることができるスツールです。
2.【どこにも置ける高品質なスツール】カリモク家具 – スツール ピュアオーク
アコースティックギターを弾く人などは特に、ギター用椅子を木製のものにすると、ギターを弾くときの空間や気分がより良くなります。
日本の家具業界の中でも高い人気を持つ家具ブランド「カリモク」が手がけるのが、このシンプルなスツールです。
座面が軽くカーブを描いた曲面なので、ちょうどいい座り心地を得られます。
そして、オーク材の木目がきれいに映る風合いは部屋のどんな場所においてもインテリアに溶け込ませることができます。
ブランド | カリモク家具 |
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価格 | ¥36,630 |
サイズ | 幅43.5cm × 奥行27.7cm × 座高42.2cm |
素材 | オーク |
購入先HP | スツール XT0346 ピュアオーク |
3.【座面が体にフィットするハイスツール】WERNER – SHOEMAKER STOOL 69cm A
このSHOEMAKER STOOL(シューメーカースツール)は、その名の通り靴職人が使用していたスツールに由来を持ちます。
17世紀の靴職人たちが毎日仕事をする中で、次第に座面がすり減ってお尻の形になったのだとか。このようにお尻の形がフィットする座面は座り心地が良く、長時間でも快適に座れることに気づいて、座面をこのように削る独特なスツールが生まれたそうです。
また、3本の脚はどんな場所にも安定して座ることができる特徴があります。
ギター用の椅子として取り入れれば、無理のないちょうどいい姿勢で演奏することができるでしょう。
また、木の色合いが優しくデザイン性のある木製スツールなので、
今回ご紹介しているこの商品は座面が69cmあり、通常のシューメーカースツールよりも高めに造られたこのタイプです。脚を棒に乗せて、ギターを抱えやすい姿勢を作ることができるでしょう。
ブランド | WERNER(ワーナー) |
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価格 | ¥47,300 |
サイズ | 幅53.5cm × 奥行44.5cm × 座高69cm |
購入先HP | SHOEMAKER STOOL |
機能性とデザイン性が共に優れた木製ギター椅子3
では最後に、機能性もありながら部屋のインテリアにも活かせるような木製ギター椅子を3点ご紹介します。
1.【ヤマハが手がけるギター専用ハイスツール】YAMAHA – solo
soloは、ヤマハによるギターのためのハイスツール。ギタースタンドにもなり、ギターを弾くときのスツールにもなる2way仕様の椅子です。
ギタースタンドの時とギターを弾くときの正面がそれぞれ反対になっている点に工夫が感じられます。
右足をおけるフットレストがあるので、ギターを安定して持てるひざの角度を作ることができます。
細くてコンパクトなサイズなので持ち運びも簡単。弾き語りなど、演奏する際のステージにも置いておけるような、高いデザイン性もあります。
ブランド | YAMAHA |
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価格 | ¥オープン価格 |
サイズ | 幅39.1cm × 奥行50cm × 座高70cm |
商品公式HP | solo – Yamaha Design |
2.【日本を代表するアコギブランドと共同開発】WOODSKETCH – ギター演奏用の椅子
岐阜県の川辺町にあるギタリストの椅子専門店ウッドスケッチによる「ギター演奏用の椅子」。その名の通り、ギターを演奏することを目的に造られた椅子です。
岐阜県可児市にある、世界的に評価の高いギターメーカーである「ヤイリギター」と共同でアイデアを持ち寄って作ったものだそうです。
この椅子の座面はサドル型で、ギターを抱えたときの足の開きに適しています。また、脚が3本なのでどんな場所でも安定します。
そして、何よりもの特徴は左右で高さの違うフットレストです。左右で違う高さには、ギターを抱えやすくなるような工夫が施されています。
木の風合いに暖かみがありギターとの相性も抜群で、人前で演奏するシーンで使用するのにぴったり。
この「ギター演奏用のための椅子」は、川辺町のふるさと納税の返礼品にもなっているそうです。
ブランド | WOODSKETCH(ウッドスケッチ) |
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価格 | ¥121,000 |
サイズ | 座面幅43cm × 座面奥行43 × 座高58 |
購入先HP | ギター演奏用の椅子 |
3.【演奏家のためにデザインされた機能美】WOW – half chair
とにかく、おしゃれ。海外のデザイナーが楽器奏者をモチーフにしてつくった椅子なので、まさに目的をカタチにしたデザインとなっています。僕も実際に座ってみましたが、背筋が自然にピンと伸びるのが気持ちいい。とっておきの一脚を持ちたい人にはぴったりではないでしょうか。樹齢100年の天然木を使っていますので、高級感もあります。素人でも一目見て「普通の椅子とは違うな」と感じる説得力。さすが国産家具の本場・旭川です。
このhalf chairの特徴は、ひと目見て分かるとおり「普通の椅子よりも半分のサイズ」であること。通常の椅子よりも座面の奥行きが半分しかありません。ギターの演奏を考えても一見座りにくいと思うかもしれませんが、実は座り心地が良く、ギターも弾きやすい設計になっています。
半分の座面は自然と背筋が伸びる仕組みになっていて、背筋を伸ばすことが大事なギターの演奏にはぴったりです。
というのも、この椅子は「演奏者のための椅子」をコンセプトにデザインされています。デザイン面においても高い評価を得ていて、旭川で行われる国際家具デザインコンペティションでは最高賞を受賞しました。
ハーフサイズなので部屋を狭くすることもなく、約3kgという軽さがあるので、ギターをはじめ楽器の演奏用には最適だと言えるでしょう。
実際に、ギター用の椅子としてhalf chairを購入されたギタリストの方が、ブログにレビューを書かれているので、こちらもぜひご覧ください。
ギター演奏用に 『 ハーフチェア Op.2 』 購入ブランド | WOW(ワオ) |
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価格 | ¥51,150〜¥87,450 |
サイズ | 幅50cm × 奥行35.2cm × 座高47.5cm |
購入先HP | half chair |
まとめ
今回は、ギター用の椅子をポイントに分けてご紹介しました。
シンプルさと機能性を考えるギター椅子
- 【足の乗せて安定したプレイが可能】PLAYTECH – ギター演奏用椅子 GPCII
- 【しっかりとした安定性が特徴】K&M – ミュージシャンスツール 14091
- 【片足をかけることでギターが安定】KIKUTANI – 弾き語り用椅子 KT-5302
インテリアにもうまく合わせられるギター椅子
- 【日本を代表する名スツールのひとつ】秋田木工 – No.202
- 【どこにも置ける高品質なスツール】カリモク家具 – スツール ピュアオーク
- 【座面が体にフィットするハイスツール】WERNER – SHOEMAKER STOOL
機能性とデザイン性が共に優れた木製ギター椅子
- 【ヤマハが手がけるギター専用ハイスツール】YAMAHA – solo
- 【日本を代表するアコギブランドと共同開発】WOODSKETCH – ギター演奏用の椅子
- 【演奏家のためにデザインされた機能美】WOW – half chair
ギターは、足と手でギターを抱えてバランスを保つ必要があります。自分の体のサイズやギターを弾くときのフォームを振り返ってみて、自分にとって理想のギター用椅子を探してみてください。