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演奏者用の椅子5選|デザインと実用性に優れた椅子をまとめました
通常は立って演奏する楽器でも、長時間の練習では足腰が疲れてしまう人もいるのではないでしょうか。
椅子に座ることは悪いことではなく、むしろ体への負担を軽減するために大事であると考えられます。
ただし、ここで気をつけないといけないのは、椅子選びや、椅子に座るときの姿勢についてです。
バイオリンやチェロ、フルートやサックスなど、楽器の種類によって求められるフォームが変わります。どんな楽器だとしてもいい姿勢をキープできるような椅子を選ぶことが重要になります。
この記事では、演奏者用の椅子としてすぐれた性能・デザインのものを5つ紹介します。
目次
1.【「チェロ弾き」のためにデザインされた木製椅子】WOW – half chair
このhalf chairは、楽器の演奏用の椅子として、高い実用性とデザイン性を備えているアイテムです。
この椅子を手がける「WOW」は、北海道旭川にあるという老舗の家具メーカー。
旭川は、日本を代表する家具の産地のひとつ。その旭川で1972年に創業したWOWは、歴史を刻んで木製家具づくりの技術を継承し、良質な木材を活かした家具作りを行っています。
このhalf chairの特徴は、通常の椅子よりも座面の広さが半分であることです。一見座りにくそうですが、実はとても座り心地を持っています。
半分の座面は自然と背筋が伸びる仕組みになっていて、背筋を伸ばすことが求められる楽器の演奏にはぴったりです。
そもそもこの椅子は「演奏者のための椅子」をコンセプトにデザインされています。
デザイン面においても高い評価を得ていて、旭川で行われる国際家具デザインコンペティションでは最高賞である「ゴールドリーフ賞」を受賞しました。
ハーフサイズなので部屋を狭くすることもなく、軽量で持ち運びやすい特徴から、特にバイオリンチェロ、フルートなどの楽器の演奏用には最適だと言えるでしょう。
ブランド | WOW(ワオ) |
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価格(税込) | ¥51,150〜¥87,450 |
サイズ | 幅50cm × 奥行35.2cm × 座高47.5cm |
購入先HP | half chair |
2.【長い歴史を持つ名作チェア】FRITZ HANSEN – ドットスツール
知る人ぞ知る名作スツールのひとつ。チェアを語る上で欠かせないデザイナーである、アルネヤコブセンがデザインを手がけています。
広すぎないちょうど良い座面なので立ち座りがしやすく、良い姿勢を保ちやすいので演奏用に取り入れることができます。
演奏用のみならず、インテリア空間をより洗練させるのにも役立ちます。このような使い勝手のいいスツールは部屋にひとつあると便利ですよね。
ブランド | FRITZ HANSEN(フリッツハンセン) |
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価格 | ¥39,600〜¥45,100 |
サイズ | 幅34cm × 奥行34cm × 座高46cm |
購入先HP | ドットスツール |
3.【プロの演奏家が使用する本物の椅子】Wenger – ミュージシャン・チェア
日本ではYamahaが取扱・販売する演奏用椅子で、Wengerという海外のブランドがデザイン・製造しています。
自然な姿勢のまま、長時間の演奏でも集中できるように設計されている特徴があります。
人間工学を基にデザインされていて、座るときに筋肉を緩め、自然体のまま演奏できる快適性をもたらします。
ブランド | Wenger(ウェンガー) |
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価格(税込) | ¥92,400 |
サイズ | 幅49cm × 奥行55cm × 座高44cm |
公式商品ページ | ミュージシャン・チェア 購入方法は、公式ページよりお問い合わせください |
4.【デザイン性が高く普段使いもできる】arper – Juno 02 Chair
Juno 02 Chairは、プラスチック製のダイニングチェア。置く場所を選ばないシンプルさがありますが、よく見ると独特のフォルムを持っています。産業廃棄物を原料としたリサイクルポリプロピレンを使用していて、環境にも優しい。
このように、シンプルで一定の広さの座面が確保されている椅子は演奏用に向いています。自分に合った座面の位置に腰を下ろすことで、無理のない姿勢で楽器を演奏することが可能です。
モダンインテリアに取り入れやすいデザインなので、普段はダイニングチェアとして使用し、楽器の演奏時は移動して使うのもいいかもしれませんね。
ブランド | arper(アルペール) |
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価格 | ¥30,800 |
サイズ | 幅47cm × 奥行53cm × 座高47cm |
購入先HP | arper Juno 02 Chair |
5.【職人のための木製スツール】WERNER – SHOEMAKER STOOL
このSHOEMAKER STOOL(シューメーカースツール)は、その名の通り靴職人が使用していたスツールに由来を持ちます。
17世紀の靴職人たちが毎日仕事をする中で、次第に座面がすり減ってお尻の形になったのだとか。このようにお尻の形がフィットする座面は座り心地が良く、長時間でも快適に座れることに気づいて、座面をこのように削る独特なスツールが生まれたそうです。
また、3本の脚はどんな場所にも安定して座ることができる特徴があります。
このスツールを演奏者用椅子に取り入れれば、演奏時の体を優しく包み、頼もしく支えてくれることでしょう。
ブランド | WERNER(ワーナー) |
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価格 | ¥33,000 |
サイズ | 幅53cm × 奥行40cm × 座高46cm |
購入先HP | SHOEMAKER STOOL |
まとめ
今回は、楽器を演奏する人のための椅子を5点ご紹介しました。
- 【「チェロ弾き」のためにデザインされた木製椅子】WOW – half chair
- 【長い歴史を持つ名作チェア】FRITZ HANSEN – ドットスツール
- 【プロの演奏家が使用する本物の椅子】Wenger – ミュージシャン・チェア
- 【デザイン性が高く普段使いもできる】arper – Juno 02 Chair
- 【職人のための木製スツール】WERNER – SHOEMAKER STOOL
最初に述べたとおり、楽器の演奏用の椅子では、演奏時の理想的な姿勢を長時間キープできることが重要になります。
自分のサイズや、演奏時のフォームなどをもう一度確認してから、自分に合う椅子を選ぶことがベストでしょう。