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相談する前に!相続税の計算方法の基本は知っておきたい!基本計算だけでも覚えよう!
今回は相続が発生した時、司法書士や弁護士などの専門家に相談する前に知っておきたい基本の計算式についてまとめてみました。
相続人が複数いる場合は知っておくと、相談時にも話がスムーズに進むと思うので、ぜひ頭の隅に入れておいてくださいね!
目次
「財産×税率=相続税」ではない!
相続税は、単純に「相続する財産×税率」で計算しません。
相続税率をかける前にいくつかのステップがあります。
以下が、一般的な相続税の計算の流れです。
1:相続財産の総額を把握する
2:基礎控除額の計算をする
3:課税遺産総額を出す
4:課税遺産総額に税率をかけ、支払う相続税額を出す
課税される金額はどうやって出すの?
まず、現金や預金、土地や建物といった不動産、株券や投資信託といった遺産の総額を把握しましょう。相続税の計算をする元となる大切な金額なので、漏れのないようにしっかりと調べなければいけません。また、借金やローンといったマイナスの遺産も含めます。
遺産の総額から基礎控除額を引けば、課税される金額が分かります。
・相続財産総額−相続税の基礎控除額=課税遺産総額
これが、課税される金額を求める計算式です。
また、相続税の基礎控除額の計算式は、
・基礎控除額=3,000万円+(600万円×法定相続人の数)
です。
具体例を使って計算してみよう!
例えば、相続財産総額が1億4,800万円、法定相続人が3人のケースではどうなるでしょうか。
相続税の基礎控除額は、
3,000万円+(600万円×3人)=4,800万円
です。
よって、
1億4,800万円−4,800万円=1億円
となり、1億円が課税される金額だと分かります。
まとめ:課税遺産総額の算出式を覚えておこう
課税遺産総額を把握し、計算した基礎控除額を引けば、課税される遺産の金額が分かります。
・相続財産総額−相続税の基礎控除額=課税遺産総額
この式が、課税遺産総額のポイントです。
最終的に、課税遺産総額を法定相続人で分配して税率をかければ、相続税が明らかになります。
この記事は
【相続税の計算方法の詳しい解説参考の税理士事務所さんサイト】
を参考にしています。