札幌のDIYできる場所、DIY講座一覧
見たことない?! 受賞歴のある珍しい形の椅子10選!
家の雰囲気が寂しくて何かオブジェになるようなこだわりのあるインテリアが欲しいなと思ったことはありませんか?
そんなとき、椅子はいかがでしょう?
サイズも大きいものではないので、買い替えやすいやすい上にイメージがガラッと変わる優れものです。
そこで珍しい形の高級な椅子をご紹介します!
現在エレメントのお仕事調査隊として家具のエキスパートに近づくべく、日々家具の勉強をしています。
それによって、エレメントでお付き合いのある旭川家具メーカーへの貢献、新たな提案などに繋げられればと考えています。
もちろん、珍しく個性的な椅子を探してこちらの記事にたどり着いたあなたにも参考になればと思いますので、是非参考にしてみてください。
目次
1.Half Chair Op.1
旭川家具メーカー、メーベルトーコーの商品。よく見ると座面がとても狭いですよね?こちらはチェロ奏者やバイオリニストなどのクラシック音楽の奏者に適した設計になっています。座面のしたには小道具を収納するスペースがついており、小さいながらも機能的です。
〈受賞〉
2011年国際家具デザインフェア旭川最高賞”ゴールドリーフ”
〈参考価格〉
44,550円
2.GRAND PRIX WOODEN LEGS
引用:https://hellointerior.jp/note/post-1567/
フリッツハンセンが1957年に発表し、製品化されたが生産中止に。しかし時を経て2014年に生産再開されました。一見よくある椅子の形に見えますが、座面のせきそう合板の技術や人の背中のラインと一体化する背板のデザイン性に強いこだわりがあります。
〈受賞〉
1957年ミラノ・トリエンナーレでグランプリ獲得
〈参考価格〉
83,000円
3.HIROSHIMAアームチェア
引用:https://hellointerior.jp/note/post-1567/
”世界の定番”を目指すマルニ木工の家具。こちらも見たところ面白味は感じられないかもしれませんが、英国王室芸術協会から複数回称号を獲得したことのあるプロダクトデザイナー深澤直人氏と設計開発されたこだわりの椅子です。オーク材の温かみが高級感を感じさせますね。
〈受賞〉
2020年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
〈参考価格〉
124,000円
4.バタフライスツール
引用:https://hellointerior.jp/note/post-1671/
こちらは見たことある方も多いのではないでしょうか?1954年に柳宗理によってデザインされました。脚先は緩やかな曲線になっているため、畳の上でも使用できるなど、日本製ならではの配慮を感じます。
〈受賞〉
2016年グッドデザイン賞
〈参考価格〉
51,700円
5.ムライスツールS-5026
引用:https://tabroom.jp/chair/stool/itm0004769/
木製家具メーカー天童木工のオリジナルスツール。成型合板の加工技術に優れており、釘は一切使われていません。また、どの面を上にしても水平になるように設計されているのでテービルとしても活用が可能です。
〈受賞〉
第一回天動童木工デザインコンクール入賞
〈参考価格〉
93,500円
6.deck chair fiume
引用:http://www.hinokisoken.jp/eng/news/deck_chair_fiume.html
木製浴槽メーカーの檜創建株式会社が開発した椅子で、”アート感覚でおもてなし”をコンセプトにしています。身体を包み込みようなしなやかさでと無段階リクライニングが浮遊感をも感じさせます。高級路線のホテルや旅館の浴室空間への展開を検討しているそうです。
〈受賞〉
2014年グッドデザイン賞
〈参考価格〉
価格なし
7.BARCA
引用:https://www.condehouse.co.jp/products/detail.php?product_id=42
旭川家具の老舗メーカー、カンディハウスの作品。28枚のプライウッドをスライドさせることが可能で、舟のような形から半球へと自在に姿を変えられる魅力があります。
〈受賞〉
2008年IFDA国際家具デザインコンペティション旭川最高賞”ゴールドリーフ賞”
〈参考価格〉
850,000円
8.SPIRAL スタッキングスツール
引用:https://www.rigna.com/item/3980
スパイラルスタッキングスツールは数が多いほど楽しい椅子。一級建築士・構造エンジニア野木村敦史氏の作品で、サッと取り出せる要素もあれば三角を活かして子供の知育玩具としても。またスタッキングも可能なので場所を取りませんし、スパイラル状に積みあがるので見ても楽しめます。
〈受賞〉
2007年100%DESIGN TOKYO 100%DESIGN PREMIO受賞
2008年グッドデザイン賞
〈参考価格〉
25,000円
9.マッシュルームスツール
引用:https://flymee.jp/product/7276/
3人組の学生、ヤマナカグループが制作した当時は技術的な問題で制作には至らなかったものの、2003年に40年の時を経て製品化。オブジェの様なフォルムが美しく、和洋どちらにも調和するスツールですね。
〈受賞〉
1961年第一回天童木工家具デザインコンクール佳作
2009年フランスの装飾美術館のパーマネントコレクションに選定
〈参考価格〉
69,300円
10.Yosegiスツール
引用:https://www.kagu-takahashi.com/yosegi_stool
ニューヨークを拠点にしている伊藤吉哲氏の作品で日本の伝統技法”寄木”を用いて制作しており、重ねたときの継ぎ目も”継手工法”を活用。その伝統技法と最新の技術の融合により海外からも注目されてます。
〈受賞〉
2018年イタリア エーダッシュ・デザインアワード
2019年ドイツ ジャーマン・デザインアワード
〈参考価格〉
スタンダードエディション:268,000円
スペシャルエディション:624,000円
まとめ
10種類の珍しい椅子をご紹介しましたが、どれもこだわりを感じる作品ですね。今回は珍しい形に重点をおきましたが、形だけではなく難しい技法で作られているシンプルな椅子もあります。見た目の個性で選ぶのも良いですが、伝統的技法や質にこだわった”珍しい”椅子選びも家をパッと華やかに印象的なインテリアになり得ますね。