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【給料アップ、転職にも有利】看護助手(看護補助者)で資格を取るメリットを紹介!
「看護助手として働いているけど、中々給料が上がらない…」
「仕事内容を覚えるのが大変で、正直仕事が大変」
そんな苦しみを抱えている方に、資格を取ることで苦労を軽減して欲しく思ってこの記事を書かせていただきました。
損はしない情報をまとめておりますので、少しの時間お付き合いいただけると幸いです。
目次
資格が無くとも看護助手として働ける
看護助手そのものには資格は必要ありません。看護師や運転免許と異なり、無くても働けますよね。実際に資格は無いけれど現場で活躍されている方も多いと思います。
しかしながら、資格を取得しておくことによるメリットが非常に大きいのも事実。まずはどんなメリットがあるかを一緒に見ていきましょう。
看護助手が資格を取るメリット5つ
資格が必須でないからこそ、看護助手には資格を取るメリットがあります。この項目では、具体的なメリットを5つ紹介させていただきますね。
仕事に対する信頼度が高くなる
仕事に対する信頼度という点では、これ以上無いメリットでしょう。信頼度が高くなるということは、「その病院にとって無くてはならない存在」になるということであり、安定した雇用に繋がります。
患者さんや上司からの信頼はもちろん、自分の自信にも繋がり、より良い仕事をすることができます。
看護助手に必要な知識や技術が身に付く
看護的な判断が必要無いとは言え、看護助手も立派な医療職です。患者さんの身の回りの環境を整えたり、時には実際に患者さんと関わることもあります。
自分の仕事の良し悪しが、直接患者さんの入院生活に関わるわけですから、知識や技能を磨いておきたいですよね。しかし、何も無しで勉強するのは非常に難しいです。そこで、資格を目標に勉強すれば自然と良い仕事力が身に付きます。
給料アップやキャリアアップに繋がる
必ずしも給料が上がる、とは言い切れませんが、資格を持った状態で良い仕事をし続ければ上司に対し交渉する材料になります。
また、人事制度がしっかりしているところであれば、その様子を見て交渉が無くとも自然と給料を上げてくれるでしょう。さらに、資格を持っていることでキャリアアップに繋げることもできます。
採用の際に大きなアドバンテージになる
何も資格を持っていないと、「自分の知識と技能をアピール」してくれるものが何もありません。これは医療の世界に限ったことではありませんが、資格がある人とない人が同時に転職試験を受けた場合、どちらが有利かは言うまでもありませんよね。
採用の際にアドバンテージになるということは、究極、今の職場で無くても働けるということです。言い換えればライフステージの変化や、人間関係の問題にも柔軟に対応できるということでもあります。
活躍の場が広がる
看護助手での資格を持っていると、活躍の場が広がります。病院での仕事はもちろんですが、介護福祉士としての活躍もできるでしょう。 また、実際に自分の親を介護する際にも間違いなく役に立ってくれる知識と技能ですので、取得して損になることは一つもありません。
では、看護助手が持っていると役に立つ資格はどのようなものがあるのでしょうか?次の項目で紹介します。
看護助手が持っていると役に立つ資格
看護助手が持っていると役に立つ資格は大きく2つあります。
- メディカルケアワーカー
- 看護助手認定実務者試験
この項目では、資格を取るにはどうすればいいのか、受験料や合格基準などを紹介しています。さらに、その資格を持っているとどんなメリットがあるのかについて記載しておりますので、面接時の武器として使っていただけると幸いです。
メディカルケアワーカー
メディカルケアワーカーは、医療福祉情報実務能力協会が実施している試験であり、在宅で受けることができる筆記試験だけの比較的取得しやすい資格になります。
看護助手の資格において、最も歴史の古い資格であり「看護助手従事者の地位向上と技能の向上」を目的として設けられました。
メディカルケアワーカーには1級と2級があるので、それぞれ紹介させていただきますね。
メディカルケアワーカー2級
受験資格 | 以下のどちらかを満たすこと1.(協会規定の内容で)実務経験通年1年以上2.メディカルケアワーカー講座を受講 |
試験内容 | 1.学科20問病院環境衛衛生学、医科薬科学が範囲となる 2.文章作成800文字程度 |
受験料 | 7700円 |
合格基準と合格率 | 合格基準:実施回ごとに受験者偏差値55以上、または8割正答を合格基準として判定。 合格率:72.7% |
取得のメリット | 実務経験があること、看護補助に関する基礎的な知識があることの証明になる。(面接で有利に働きやすい) |
メディカルケアワーカー1級
受験資格 | メディカルケアワーカー2級を所持していること |
試験内容 | 1.学科25問 2級の学科範囲に加え、基礎心理学、実技諸論(実技に繋がる知識、ベッドメイキングなど)の範囲が加わる。 |
受験料 | 8,700円 |
合格基準と合格率 | 合格基準:実施回ごとに受験者偏差値55以上、または8割正答を合格基準として判定 合格率:75.8% |
取得のメリット | 2級よりも高度で、専門的な内容を知っている証明となる。 |
看護助手認定実務者試験
看護助手認定実務者試験は、全国医療福祉教育協会が認定する資格であり、受験資格が無いことから挑戦しやすい試験になります。
受験資格が必要ないことや、受験料や比較的安いこと、在宅受験できる点など、一発目に受けるには最適の試験となります。
ちなみに、かつては「看護助手実務能力認定試験」という名前でしたが、2020年度より名称と制度が変更され、今の名前となりました。(公式サイトによると、過去問はそのまま使えるとのことです)
受験資格 | 特になし |
試験内容 | 学科試験35問(マークシート) |
受験料 | 5,000円 |
合格基準と合格率 | 合格基準:原則、正答率6割以上(問題の難易度により変動) 合格率:60〜80% |
取得のメリット | 医療施設で看護助手として、即戦力で働けるだけの知識と技能を持っていることを証明できる。 |
まとめ
今回は、看護助手(看護補助者)が持っていると有利な資格を紹介すると共に、取得のメリットや実際の資格内容について解説させていただきました。今回のポイントは以下の通りです。
今回のポイント
- 看護助手そのものに資格は必要無いが、あると多くの場面で有利になる
- 患者さんのための良い仕事ができるようになり、ひいてはキャリアアップや給料アップに繋がる
- メディカルケアワーカーと看護助手認定実務者試験の取得がオススメ!
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