札幌のDIYできる場所、DIY講座一覧
【リビングに置いて収納上手に】リビングキャビネットの選び方とオススメ10選
リビングは広いのでついつい物が増えがちですよね。でも意外と収納スペースは少ない。カラーボックスなどを置いても、物が増えて雑多に見えてしまう…
そんな悩みを解決してくれる家具こそ「キャビネット」なんです。この記事では、リビングに置きたいキャビネットと、キャビネット選びで失敗しないための3つの視点を紹介します。
紹介する製品については、どんな人にオススメかも記載しているので、あなた好みのキャビネットを探していただけると嬉しいです!
目次
広いリビングだからこそ難しい、リビングキャビネット選びを失敗しないための3つの視点
- 収納力が高いものを選ぶ
- 見せる収納か、隠す収納かを考える
- 収納する物は使用頻度を考える
一つひとつ見ていきましょう。
①収納力が高いものを選ぶ
リビング自体は広いですが、実は収納スペースが少ない場所でもあります。でもソファに座って読む雑誌や、請求書などの書類など、収納したい物が多いのもリビング。
そんなリビングだからこそ、収納力のあるキャビネットがオススメ。
②見せる収納か、隠す収納かを考える
キャビネットによって、前面がガラス張りになっているものや、引き出しだけのものまで様々な種類があります。ここで考えたいのは、中に入れるものを見せたいか、隠したいか。
例えば、おしゃれなティーカップやオブジェなどは見せる収納にしたいですし、日常感のある筆記用具などは隠しておきたいですよね。
③収納する物は使用頻度を考える
収納力があるキャビネットでも、使用頻度が適切でないものを収納すると、かえってストレスになります。例えば、毎日使うティッシュを引き出しの中に入れていると出し入れがストレスですし、滅多に使わない参考書を入れていても意味がありません。
毎日頻繁に使うものは天板の上に置き、時々読む雑誌やコーヒーカップなどは棚の中に収納するようにしましょう。
おすすめのリビングキャビネット10選
では実際にどのようなリビングキャビネットがあるのか、使える場面と共に見ていきましょう。
(1)どこか懐かしいスタンダードなキャビネット「ESPOIR No.212 ホールキャビネット」
今回紹介する中では最もスタンダードであり、どこか懐かしさを感じさせるキャビネット。素材にはナラを使用しており、”ESP色”という独自の色を使用することで落ち着いた雰囲気の中に親しみを表現しています。
見た瞬間、迷うことなく使い方がわかるデザインと、日本の家庭に馴染み深い形は安定の一言。
冒険せずにスタンダードな物を使いたい、特に失敗したくない方にオススメできるキャビネットです。
メーカー | 「山室家具製作所」。 1944年創業の老舗メーカー「山室木工」の伝統技術を引き継ぎ、2018年にリニューアル。 北海道産の無垢材ミズナラにこだわり続けてきた。奇抜さや目新しさよりも、普遍的に愛されるデザインを目指している。 |
サイズ | W750×D350×H900mm |
樹種 | ナラ |
(2)近代的なスタイリッシュさを持つキャビネット「Silky サイドボード」
左右の扉の中には3段の棚があり、高さを調節することも可能。文庫本から雑誌まで、リビングで読みたい本を収納することができます。それに加え、引き出しが4つついており、掃除用品や筆記用具など普段使いのアイテムを収納することも。
シンプルながらスタイリッシュな見た目と機能性を兼ね備えており、リビングにピッタリのキャビネットです。
近代的な木製家具で部屋を統一させたい人にオススメの製品になります。
メーカー | 「メーベルトーコー」。旭川家具メーカー。1972年創業。 「使われてこそ家具」という信念のもと、誰もが思わず使いたくなるデザインと機能を追求している。 無垢材の加工だけでなく、北欧やヨーロッパの職人技術「突板」を得意とする。デザイン賞を受賞した製品も多数。 |
サイズ | W1290×D445×H825mm |
樹種 | オーク/ウォールナット |
(3)まるで宝石店のような収納を実現「OAK35 No.27 ジュエリーチェスト(鍵付)」
縦に大きいキャビネットであり、立ったまま使えるのが嬉しいポイント。最上段の開き扉にはカギをかけることができ、時計やアクセサリーなど、大切な物を収納することができます。この開き戸、中には6枚の浅いトレイが入っており、ベルベット素材の生地が敷かれているんです。大切なアクセサリーを収納するだけでなく、まるで宝石店のように”映え”させながら収納できます。
日頃から装飾品にこだわっている人にこそオススメしたいキャビネットです。
メーカー | 「山室家具製作所」。 1944年創業の老舗メーカー「山室木工」の伝統技術を引き継ぎ、2018年にリニューアル。 北海道産の無垢材ミズナラにこだわり続けてきた。奇抜さや目新しさよりも、普遍的に愛されるデザインを目指している。 |
サイズ | W500×D420×H1320mm |
樹種 | ナラ |
(4)パズルのような見た目と計算し尽くされた収納「GUILDチェスト」
まるでパズルのように、サイズの異なる引き出しが並べられた個性的なキャビネット。一見使い道に迷いそうなデザインですが、「ちょうど本が入る大きさ」や「ちょうどペンが入る大きさ」など様々な工夫が盛り込まれています。
また、異なるのはサイズだけではありません。引き出しによって使用する木材が変更され、その全てが無垢材。それぞれの手触りと個性ある木目を楽しみながら使用することができるキャビネットで、飽きの来ない日常を求める方にオススメです。
メーカー | 「匠工芸」。1979年旭川で創業。 現在では活躍の場を広げ、東京都、神奈川県、福井県、カナダのバンクーバーなど多くの場所で家具の魅力を伝え続けるメーカー。 地元旭川での取組も積極的に行っており、「君の椅子プロジェクト」などにも参加している。 |
サイズ | W685×D415×H920mm |
樹種 | ナラ/ウォールナット/チェリー/カバ/ニレ |
(5)”ちょうどいい”サイズの収納「WAO サイドボード90」
見た目はコンパクトながらに大きな収納力を持ち、特に開き戸部分は面積のほとんどが収納スペースとなっています。
素材にはタモを使用し、淡い黄白色で木製家具らしい色合いを表現しています。側面と天板の木目には継ぎ目が全くわからないほど自然なディティールで、メーベルトーコーならではの高い「突板」技術が使用されています。
小さすぎるのも、大きすぎるのも嫌、”ちょうどいい”サイズを求めている方にオススメしたいキャビネットです。
メーカー | 「メーベルトーコー」。旭川家具メーカー。1972年創業。 「使われてこそ家具」という信念のもと、誰もが思わず使いたくなるデザインと機能を追求している。 無垢材の加工だけでなく、北欧やヨーロッパの職人技術「突板」を得意とする。デザイン賞を受賞した製品も多数。 |
サイズ | W900×D420×H720mm |
樹種 | EZO ASH(北海道タモ材) |
(6)正面と側面から魅せる収納を実現「luonto ルオント 115キャビネット」
見せる収納と隠す収納を両立させてくれるキャビネット。前面だけでなく側面もガラス張りになっているのは見逃せないポイント。コップや食器だけでなく、思い出の品を飾っても”さま”になります。
取っ手には革を使用し、さらに好みに合わせて3種類の色から選べるとのこと。お部屋の雰囲気を崩さずに置けるのは嬉しいポイントです。
収納スペースを確保しつつ、「見せる収納」を求める方に一番オススメしたいキャビネットです。
メーカー | 「大雪木工」。 大雪山を由来とし、1983年の創業から旭川家具を作り続けたメーカー。 早い段階から機械化を進め、機械による生産力と職人ならではの精巧なモノづくりを両立させる技術を持っている。 |
サイズ | W1150×D360×H845 mm |
樹種 | ナラ |
(7)コンパクトに、多機能に「MUKU キャビネット」
今回紹介する中ではかなり小型のキャビネットであり、見た目もかなりシンプルなキャビネットになります。3種類の木材から選ぶことができ、お部屋の雰囲気に合わせて置くことができます。
自然と馴染み、どんなスペースにも対応できるコンパクトなサイズは様々な場面で重宝します。
いきなり大きなサイズのものを買うのは怖い、まずは試してみたいという方にオススメしたいキャビネットです。
メーカー | 「MUKU工房」。 2006年ネットショップオープン以降、旭川家具と飛騨家具を取り扱う会社として無垢材を使用した家具を世に広めてきた。 写真スタジオを持ち、コラボや自社オリジナルの製品を作り上げるなど幅広い活躍を見せる。 |
サイズ | W800×D350×H800mm |
樹種 | ナラ/ウォールナット/チェリー |
(8)中身は隠す、外側は魅せる「SILKY シルキー チェスト」
素材にはナラを使用しており、美しく揃った木目を職人の技でつなぎ合わせています。そのこだわりは前面だけでなく、背面にまで及び、壁につけずあえて背面を見せる置き方も可能にしています。
一見シンプルですが、均一に整えられた隙間、埋め木として施されたウォールナットなど、細部を見ると旭川家具らしい一面を覗かせます。
もちろん収納力も抜群なので、普段使いをしつつ、愛着を持って使い続けたい人にこそオススメしたいキャビネットです。
メーカー | 「メーベルトーコー」。旭川家具メーカー。1972年創業。 「使われてこそ家具」という信念のもと、誰もが思わず使いたくなるデザインと機能を追求している。 無垢材の加工だけでなく、北欧やヨーロッパの職人技術「突板」を得意とする。デザイン賞を受賞した製品も多数。 |
サイズ | W1020×D445×H825mm |
樹種 | オーク/ウォールナット |
(9)両開きと隠された引き出しの機能美「テン ハイボード BAR」
上部下部は両方とも両開き、さらに上部については底板を引き出すことができるためお酒などをそのまま楽しむことができます。
天板のカラーを変更することもでき、インテリアのアクセントとしても映えるキャビネットに。
機能性とギミック、そして独特なアクセントを楽しみたい方にオススメのキャビネットです。
メーカー | 「カンディハウス」。1968年創業。 ヨーロッパで3年半学んだノウハウを活かしつつ、北海道の自然と文化を中心に家具を作り続けるメーカー。 多数の賞を受賞した経験があり、直近では「Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD 2021-2022」にてブランド賞を受賞している。 |
サイズ | W1000×D450×H1350 |
樹種 | タモ/ウォールナット |
(10)お部屋を”オトナ”の雰囲気にするキャビネット「民芸家具 北の匠(S) No.2040 / No.2041 フォークキャビネット」
今回紹介しているキャビネットの中で最も”オトナ”なキャビネットです。カバを使用し、上品な仕上がりになった素材の力と、細部のディティールにまでこだわったデザインはお部屋の雰囲気をシックに整えてくれます。
正面から見えるガラス扉は本や器、靴などどんな物でもワンランク上のアイテムに見せてくれます。
落ち着いた部屋の中でレコードなどを楽しみたい”オトナ”な趣味を持った方にオススメしたいキャビネットです。
メーカー | 「山室家具製作所」。 1944年創業の老舗メーカー「山室木工」の伝統技術を引き継ぎ、2018年にリニューアル。 北海道産の無垢材ミズナラにこだわり続けてきた。 奇抜さや目新しさよりも、普遍的に愛されるデザインを目指している。 |
サイズ | W1000×D400×H887mm |
樹種 | カバ |
まとめ
今回はリビングに置けるキャビネットを紹介しました。最後に選ぶ時のポイントを振り返りましょう。
- 収納力が高いものを選ぶ
- 見せる収納か、隠す収納かを考える
- 収納する物は使用頻度を考える
今回キャビネットを選ぶにあたって、「メーベルトーコー」さんに多くの事を教えていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
多くのキャビネットに触れて、やはりオーダーメイド、セミオーダーメイドの家具が大切だと思いました。今回紹介した中では、名が示すとおり手ざわりはとてもなめらかで、触れるたびにやさしい気持ちになれそうな「SILKY シルキー チェスト」が私のお気に入りのキャビネットです。
今回はリビングに置ける中くらいの大きさのキャビネットに絞ってお伝えしましたが、その他のキャビネットについても紹介予定です、お楽しみに!