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何が違うの?看護助手(補助者)•准看護師•看護師•介護福祉士の違いを教えます
医療業界には様々な業種の医療従事者がいますが、それぞれ業務内容は異なります。その中でも看護師は人気が高く、女性に人気の職業ランキング第一位にもなっています。
しかし、看護師の他にも看護補助者・准看護師・介護福祉士など似ている職業がありますが、はっきりと違いが分かりにくいですよね。
そこで当社エレメントでは、この4つの職業の違いを調査し、ご紹介していきます!
WEB運営会社であるエレメントは、クライアントの市場調査・周辺調査など常に最新の情報にアンテナを張っています!
その情報をブログとしてまとめ、クライアントだけではなく、正確な情報を必要としているあなたのお役にも立てればと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
目次
看護補助者・准看護師・看護師・介護福祉士の違い
看護補助者 | 准看護師 | 看護師 | 介護福祉士 | |
資格 | 不要、未経験可 | 准看護師免許必須 | 看護師免許必須 | 介護福祉士免許必須 |
働き方 | 正社員またはアルバイト・パート。夜勤や土日出勤もある。 | |||
平均年収(正社員) | 245万円〜689万円 | 276〜704万円 | 285〜835万円 | 300万円〜1,033万円 |
医療行為 | 不可。 | 医師・歯科医師・看護師の指示が必要。 | 医師、歯科医師の指示が必要。しかし、緊急避難的に行うことは可能。 | 基本的に不可。しかし条件によって医師・看護師指示の元、一部医療行為は可能。 |
キャリアアップ | 看護師介護福祉士 など | 看護師 | 専門看護師ケアマネージャー助産師 など | ケアマネージャー生活相談員施設長 |
向いてる人 | ・人と接するのが好き | |||
・先回りして物事を考えられる・影でサポートするのが好き | ・人の指示を素直に受け入れられる | ・責任感が強い・精神的にも体力的にも自信がある | ・体力がある・気配りができる |
平均年収の参考:求人ボックス<給料ナビ>
資格
看護補助者以外は全て専門の免許が必要ですので、免許を得なければその職業につくことはできません。
学校に行ったり、実務経験を積む時間がないけれど医療業界で勤務したいと言う方は看護補助者でまずは勤務していくことをオススメします。
看護補助者についてもっと知りたい!と言う方はこちら
働き方
基本的に全職種とも正社員・アルバイト・パートの勤務形態があります。しかし、病院やクリニックによって勤務形態は異なりますので、求人で確認しましょう。
医療行為
医療行為は基本的に看護師と准看護師のみ行うことができます。しかし、それぞれ指示に従った上での医療行為ですので自己判断で行うことはできません。
介護士福祉士も医療行為はできませんが、医師・歯科医師・看護師の指示の元、厚生労働省が掲げる条件で医療行為が可能です。
・患者が入院、入所して治療する必要がなく容態が安定していること
・副作用の危険性や投薬量の調整等のため、医師または看護職員による連続的な容態の経過観察が必要である場合ではないこと
・内用薬については誤嚥の可能性、坐薬については肛門からの出血の可能性など、当該医薬品の使用の方法そのものについて専門的な配慮が必要な場合ではないこと
厚生労働省「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)」(2020年2月26日)
上記の内容を満たしていれば、
・血圧測定
・軽傷、火傷など専門的な技術を必要としない治療
・座薬の挿入
などの行為は可能です。
キャリアアップ
資格がない看護補助者は職業に付随した看護師や准看護師、介護福祉士へスキルアップすることが可能です。
しかし、准看護師や看護師は学校で実習を行うことが必須だったり国家試験または都道府県の試験を受験して合格する必要があります。
長い道のりになりますので、急いで資格が欲しいと言う方はまずは介護職員初任者研修を取得してみましょう。
介護職員初任者研修なら未経験から介護の知識を学ぶことができ、実務経験を経て介護福祉士の資格を取得することができます。
向いている人
看護補助者・准看護師・看護師・介護福祉士のどの職業にも言えることが「人と接するのが好きなこと」と言えます。
病院やクリニックでは職員同士の協調性が求められますのでコミュニケーションをとるのが苦手では連携もうまくとれません。
また、患者さんとも多く接する職業です。話を聞いてほしい患者さん、悩みや困っていることがある患者さんが必ずいますので、そのような方達に寄り添える人が求められます。
看護補助者、准看護師はその他に「指示を素直に受け入れられる」力が必要になります。ともに看護師の指示を必要としますので、反発心があっては仕事がスムーズに進みません。年齢関係なく看護師の指示・判断に従い柔軟な対応ができる人が好ましいと言えます。
看護師、介護福祉士は体力がある人が特に向いています。他の職業でも体力はもちろんあるにこしたことはないのですが、看護師は夜勤も多い上に、看護補助者や准看護師に指示を仰がなくてはいけません。適切な判断をしなければ指示を受けた者たちは混乱します。常に体力をつけて人を引っ張っていける状態を作りたいですね。
介護福祉士は実際に患者さんをベッドから起こしたり介助がメインになってきます。体力がなくては非常に難しい仕事です。
これからの時代に求められる医療従事者
日本は高齢化が進んでいるのが現状です。元気に活動する高齢者もたくさんいますが、やはり若い時に比べると足腰も弱くなってきます。そんな時に医師・看護師をはじめとした医療従事者が必要になってきます。
では医療従事者としてこれからの超高齢化に求められるスキルとは一体どのようなものでしょうか?
状況に応じた柔軟で適切な対応力
もちろん、これまでの医療でも必要な要素ではありますが、今後高齢化が進んでいくに当たってより重要視していくスキルです。
2025年問題の一つとして高齢の患者さんの療養場所を病院から自宅へと移行する動きがあると言われています。これまで病院内で看護をしてきた事柄が「自宅」へと変化することも増えると言うわけです。
場所の変化に応じて適切な対応ができることで患者さんやそのご家族が安心して過ごせるような判断力を養っておきましょう。
患者さんの話に耳を傾け寄り添う共感力
患者さんは常に不安や心配と隣り合わせの状態を過ごしています。そのような時に親身になってお話を聞くことも大事です。
高齢の患者さんにおいては耳も遠くなり相手の話が聞き取りにくなったり、目が悪くなって相手の表情が分かりにくくなったりします。すると会話するにも不便さや億劫さも感じてきます。
次第に誰かと話したいという気持ちも薄れてしまうと気力さえも低下していきます。そのような時にも看護・介護をする人の寄り添い、共感できる力を必要とします。
医療現場でのスタッフとのコミュニケーション力
一人の患者さんに複数の医療専門職が連携をとって治療に当たる「チーム医療」が進んできている昨今、スタッフとコミュニケーションをとる力も非常に重要になっています。
それぞれの専門職スキルを最大限に活かし、患者さんのサポートで最大限の成果を出すためにもスタッフ間でお互いを理解し合い、尊重してコミュニケーションをとっていくことは欠かせません。
まとめ
今回は、看護補助者・准看護師・看護師・介護福祉の違いについてご紹介してきました。
相違点など様々ありましたが、いずれにしても人と接することができ、直接役に立てるやりがいのある仕事ですね。
当社エレメントのクライアントでもある社会医療法人 博友会では、医療従事者を募集しております。
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